ら抜き言葉
近年?よく話題になるら抜き言葉
ら抜き言葉というのは本来「見られる」「来られる」という単語から「ら」を抜いて「見れる」「来れる」という言い方のこと。
この言葉は昭和初期から現れているとのこと。
それならもうら抜きとか文法なんて気にせずにどっちでもOKしましょう!ルール細かく設定するから指摘する人が出てくるんですよ(´・ω・`)
とか思ったりします。
平成7年の文化庁による調査では
「食べられない」「食べれない」どちらを使うかという調査では「食べられない」を使う割合が7割を超えていたそうな。
平成27年の調査では
「食べられない」「食べれない」 は 「食べられない」 が6割ほど
しかし10代にいたっては「食べれない」の方が上回っていると言自体に!
「来られない」「来れない」はどちらも同程度
「見られた」「見れた」は同程度ですがやや「見れた」の割合が多いという結果でした。
こちらは特に年齢による差が大きいです。60代以上は「見られた」。
10、20代に至っては「見れた」を使用する割合が7割を超えるということに!
さらに細かく見てみたい方はこちら
平成7年の調査→平成7年度「国語に関する世論調査」の結果について
平成27年の調査→平成 27 年度「国語に関する世論調査」の結果の概要
↑こちらには年齢別の割合など細かく分析されています。若い世代にいくほどら抜き言葉を使うというのがよく分かります。
言葉というのは変化していくものではありますが割合が半々であるならば正しい方を使っていた方が問題もないでしょう。
私も無意識に使っているかもしれませんのでその時はすみません。日本語ムズカシイデース。
中にはら抜き言葉が方言としてある地域もあるそうなのですがそのことはとりあえず置いておきましょう。
ら抜き言葉の見分け方
やり方はいくつかありますが文法的な説明はしません!
というか文法よく分からないので!
しかしそんな人でも簡単に見分ける方法があるんです。
その方法がこちら
命令形にする
終止形の形から「る」を抜いて命令形になれば「ら」は要らない
「る」を抜いて命令形にならない場合は「ら」が必要となります。
例えば
この中で↓正しく使用されているのがどれか分かりますか?4つあります。
「食べれる」「来れる」「取れる」「乗れる」「見れる」
「考えれる」「切れる」「寝れる」「帰れる」 「開けれる」
これから「ら」を抜くと
「食べれ」「来れ」「取れ」「乗れ」「見れ」
「考えれ」「切れ」「寝れ」「帰れ」 「開けれ」
正しく命令形となっているのは
「取れ」「乗れ」「切れ」「帰れ」の4つです。
なので上記の4つには「ら」が不要
他の6つには必要ということなのでこうなります。↓
「食べられる」「来られる」「取れる」「乗れる」「見られる」
「考えられる」「切れる」「寝られる」「帰れる」 「開けられる」
地域によっては命令形として「食べれ」って使うって場所もあると思います。ただ本来は「食べろ」となるはずなので誤りだと判断できるかなと思います。
他にも「~よう」を付けて見分ける方法もあるのですが個人的にはこの「命令形」になるかどうかという方法が1番分かりやすかったのでこちらを紹介しました。
ということで以上になります。
実際人と喋る時とか結構ら抜き言葉使っちゃいますよね?
私は会話が成り立つのならそれでいいんじゃないかなと思います。
ただ年配の方と話すときは気にする人もおられるので意識しみてもよいかもしれません。
しかしら抜きと言うのを意識しすぎるとなんでもかんでもらを付けたくなってしまうという・・・
「書ける」→「書けれる」
「行ける」→「行けれる」
みたいな
これらはれ足す言葉と言われています。意識のし過ぎにはご注意ください。
ここまで読んでいただきありがとうございます。レタスのことが気になる方は調べてみて下さい。
ら抜き言葉の見分け方 でした。
ではでは(´・ω・)ノシ
コメント